ハン・ヨルム サマリア どうもこの映画は、いろいろな見られ方をされているようですが、私は、痛ましさとともに、一方で、清々しい気持ちにさせられました。
父親は、援助交際によって娘が「変わってしまった」「穢れてしまった」と思い込んで悲痛な気持ちになり、報復という名の犯罪に至りますが、本当は、娘は何も変わっていないし、穢れてもいないのです。娘と二人で旅をすることで、そのことに気づいた父親が、自らのあやまちを認め、静かに娘をひとり立ちさせる。 ・・・私には、そういうストーリーに映りました。
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